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TROP-2抗体に特許:IMMU-132(固形がん治療薬)はイリノテカンの活性代謝産物SN-38とTROP-2抗体の複合体

癌と自己免疫疾患、他の重篤症状の標的治療に用いる、モノクローナル抗体ベースの医薬品(monoclonal antibody-based products )開発に注力している製薬会社Immunomedicsは本日、『RS7抗体』の米国特許第 8,574,575 号を取得したことを発表しました。この特許はTROP-2抗体の使用方法に関連するものです。これにより、癌に対するIMMU-132、 TROP-2のSN-38の使用が特許対象となります。

 

TROP-2抗体の保護期間を2024年6月まで延長することができたので、今回の重要な特許を獲得できたことは同社にとって非常に喜ばしいことです。今のところ、同社はこの重要な抗体に関連する5つの特許を取得しています。TROP-2抗体は、種々の固形がん( solid cancers)を治療するSN-38としてフェーズ2臨床試験段階にあります。

 

TROP-2は、多くのヒト腫瘍(乳房、頸部[cervix]、結腸、直腸[ rectum]、腎臓、肝臓、肺、卵巣、膵臓、前立腺[ prostate])で発現している受容体であり、正常なヒト組織ではわずかしか発現していません。同社はTROP-2抗体とSN-38(転移性結腸直腸がん[metastatic colorectal cancer]患者に標準療法で用いるイリノテカン[irinotecan]の活性代謝産物[active metabolit])を結合させることにより IMMU-132 を作製しました。

 

マサチューセッツ州ボストンで開催されたAACR-NCI-EORTC International Conference on Molecular Targets and Cancer Therapeuticsで同社の研究員が報告したように、IMMU-132 は治療困難(difficult-to-treat )の固形がんを呈する患者21名において86%の疾患コントロール率(disease control rate )を示しました。

Immunomedicsはニュージャージー州に本社を置く製薬会社であり、主に癌の標的治療を対象にモノクローナル抗体ベースの医薬品開発を行っています。