背中の痛みに隠れた、肝炎を撃つ

 

 一日中立ちっばなしの仕事-それが美容師です。

 

 福岡県で美容院を経営する島村あかねさん(54歳)が、突然、背中の痛みを感じたのは三年半前のことでした。

 

 右のあばら骨付近に走る激痛。それはもう息もつけないほど。肩も腰もパンパンに張っています。そして食べても食べても日毎にやせていく自分。

 

 (これは職業病だわ)と、島村さんは考えました。腰に異変が起きたと考えたのです。そこで彼女は、接骨院、指圧、整体術、中国(リ……。総合病院ではケン引なども試みたといいます。

 

 でもレントゲン検査では、腰痛の最大原因である椎間板ヘルニアは見えませんでした。

 

 原因不明の難病(?)と思っていたら、疑問は知人にすすめられた漢方医で簡単に判明しました。島村さんの背筋痛の発生源は、漢方のツボでいう「肝愈」だったのです。つまり、沈黙の臓器、肝臓がついに悲鳴を上げたのでした。

 

 専門医での検査をすすめられた島村さんが肝機能検査を受けてみると、はたしてGOT

360、GPT370、ウイルス値1282.レッキとしたC型肝炎です。

 

 「それにあなた、胆汁とすい液の出が悪くなってますね。とくに胆汁の流れが問題。これじゃ、何を食べても身になりませんよ」

 

 と医師。そのとおりで、胆汁は肝臓でつくられる大事な消化液です。もっばら脂肪の消化を助けます。すい液はもっと大事で、脂肪とタンパク質、脂肪の三大栄養素の消化を助けます。

 

 この胆汁とすい液の出が悪くなっては、本当に何を食べてもまともに消化してくれません。結局、栄養分が体内の組織細胞に回らず、体がガタガタになってしまいます。島村さんの激ヤセの原因はそれでした。

 

 それにすい液はアルカリ性です。強い酸性の胃液の洗礼を受けた食べ物を、アルカリで中和してくれます。さらに弱アルカリ性にして血液内への吸収をよくします。すい臓は腹部では背骨に一番近いところにありますから、それだけで背中の痛みは倍加したことでしょ

 

 治療は抗炎症薬の点滴。でも体のぐあいがちょっとよくなるとサボつてしまうので、病 状は安定しません。典型的な慢性肝炎状態でした。

 

 「アンタね、アンタの慢性肝炎は活動型といってね、このままタラタラやっていると、間違いなく肝硬変になっちゃうよ」

 

 と、お医者さんにおどかされる始末でした。

 

 そんなとき知ったのが、ステビアーエキスの存在です。飲み始めて三ヵ月くらいすると、体のだるさがなんとなく軽くなり、ラクになったといいます。そしてGOT・GPT値はともに250。

 

 さらに半年経つと、体調はさらによくなってGOT・GPT値は130に落ちていました。一年後には70です。なにより、食べたものが栄養になって、目に見えて体重が増えてきたのです。

 

 もちろん、この効果が誰にも通用するとは限りません。島村さんの体質との相性もよかったのでしょうし、お医者さんの協力も必要でしょう。ただ、「これで好きな海外旅行にまた行けるわ」という、島村さんの言葉が忘れられません。