読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

網膜インプラントの開発状況:攻殻機動隊のサイトウの左目が現実化!?

人工内耳に比べると網膜インプラントの開発は遅れています。二つの問題が未解決なのです。実用的な視力を提供するには、網膜インプラントにはいくつの電極が必要なのでしょうか。そして、実用性を持たせるには、どの程度の視力を提供する必要があるのでしょう。道がわかれば十分なのか、それとも字が読めるほどまで見えないといけないのか。これまで人体でテストされた網膜インプラントの試作品は電極が16個しかなく、見えるのは光の点だけでした。次世代のインプラント(これはまだ人体で実験できる段階にない)には、電極が64個あります。十分な視力を得るのに電極がいくつ必要なのかは誰にもわかりません。何百何千もの電極が必要な可能性もあり、それだけの電極を使うには、ナノテクノロジーの継続的進歩と電極配列の小型化が不可欠です。ロボット工学の大家ロドニー・ブルックスは、網膜インプラントが暗視や赤外線視覚や紫外線視覚にも使われる可能性があるとみています、いつの日か、健康な目の一方をこのようなインプラントと交換し、人間が本来持つ以上の視力が得られるようになるかもしれません。