auriclosene(膿痂疹の治療薬)がプライマリー・エンドポイントに到達せず:Aganocide化合物に対する細菌耐性はゼロ

抗菌製剤(antimicrobial products)を開発しているclinical-stage(臨床段階) のバイオ製薬企業 NovaBay(R) Pharmaceuticalsは本日、膿痂疹(impetigo)の治療薬auricloseneのフェーズ2臨床試験が完了したことを発表しました。auricloseneはその安全性と忍容性が高いことが試験により明らかになりましたが、プライマリー・エンドポイントには達しませんでした。NovaBayとそのパートナー企業である Galderma は、同試験で得た結果を審査しており、それをauricloseneの今後の臨床開発に役立てようと考えています。NovaBayは近日中に更新データを公表する予定です。

今回の試験結果と以前のフェーズ2a臨床試験結果の違いを見極めるため、GaldermaとNovaBayの両チームが互いに連携して同試験結果を徹底的に分析しています。

独占的ライセンス契約のもと、Galdermaは膿痂疹を適応症とするauricloseneの臨床開発の責任を負います。この契約はその範囲が広く、Galdermaは他の皮膚病を対象にauricloseneの研究開発および販売を行う権利を有しています。

NovaBay Pharmaceuticals は臨床段階のバイオ製薬企業であり、Aganocide化合物で世界規模の局所性感染症マーケット(topical anti-infective market )のニーズに応えることに焦点を置いています。auricloseneは、NovaBayによって発明された新規化学物質( chemical entity )であり、微生物やウイルス、菌類に対して広域スペクトラムの活性を示します。Aganocide化合物はヒトの免疫システムと、感染を防ぐための分子に基づいたものです。Aganocidesに対する細菌耐性は、in vitro試験で示されたようにほぼ皆無です。病原菌が体の一次防衛( primary defense)を通過すると、次の防衛ラインが白血球により敷かれます。NovaBayは白血球から発生する分子に着目し、それをさまざまな局所性および非全身性感染症の治療に利用しようと考えています。Aganocides(R)の高い有効性が明らかになれば、既存の局所性抗生物質の利用を減らすことができるため、抗生物質に対する耐性の急上昇を抑えることにつながるかもしれません。